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【規格課からのお知らせ21】水道用塗覆装鋼管類5規格の規格改正について(H26.11.28掲載) |
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次の,水道用塗覆装鋼管関係の5規格の改正について 1) JWWA G 117 水道用塗覆装鋼管 2) JWWA G 118 水道用塗覆装鋼管の異形管 3) JWWA K 151 水道用ポリウレタン被覆方法 4) JWWA K 152 水道用ポリエチレン被覆方法 5) JWWA K 153 水道用ジョイントコート
JISの水輸送用塗覆装鋼管の規格であるJIS G 3443シリーズが平成26年10月20日付で改正が公示され,JISと整合を図る必要が生じた。また,日本水道鋼管協会では,管材料の長寿命化に関する需要家の要望に対応すべく「水道鋼管長寿命化研究委員会」を設置し,調査・検討を行ない,従来形の塗覆装よりも長期耐久性を向上させた長寿命形の内外面塗覆装の仕様を確定した。 このような背景から,日本水道鋼管協会から本協会に規格改正の申し入れがあったことから,規格専門委員会を開催し,調査・研究を行い,平成26年11月27日付で上記の水道用塗覆装鋼管に関する5規格を改正した。
今回の規格改正の要点は,次のとおりである。
■ JWWA G 117及びJWWA G 118改正の要点 a) JWWA G 117は,JIS G 3443-1(水輸送用塗覆装鋼管−第1部:直管)に合わせた構成,内容とした。 1) 内外面塗覆装の種類にJWWA K 157及びJWWA K 151,K 152の長寿命形塗覆装を追加した。 2) 化学成分の表に規定していない合金元素を添加してよいこととした。 3) 水圧試験特性は水圧試験下限圧力で保証し,試験は水圧試験下限圧力以上の圧力で行うこととした。 4) 非破壊試験(超音波探傷試験)において,規定値より厳しい試験条件で試験を行ってよいことを明確にした。 5) へん平試験において,規定値より厳しい試験条件で試験を行ってよいことを明確にした。 b) JWWA G 118は,JIS G 3443-2(水輸送用塗覆装鋼管−第2部:異形管)に合わせた構成,内容とした。 1) 内外面塗覆装の種類にJWWA K 157及びJWWA K 151の長寿命形塗覆装を追加した。 2) 管フランジ及びダクタイル鋳鉄管接続用短管の挿し口の原管材料を追加した。 3) 水圧試験は,最高許容圧力で保証し,試験は最高許容圧力以上の圧力で行うこととした。 4) 管フランジF12のRF形-RF形の組合せは呼び径600 A以下に限定した。
■ JWWA K 151改正の要点 今回の規格改正は,長寿命形水道用ポリウレタン被覆に関する事項を,附属書B〜附属書Dとして設けたものであり,それ以外の事項に関する技術的な変更は行っていない。 a) JIS G 3443-3及びその基となったJIS G 3477-1の改正,制定に合わせて,附属書の内容を整合させた。 b) 外面被覆の長期耐久性に関する性能項目及び形式試験方法を追加した“長寿命形水道ポリウレタン被覆方法”を附属書Bに規定した。 c) 附属書Bの被覆に用いるポリウレタン被覆材料を附属書Cに規定した。 d) 附属書Bの被覆に適用する性能試験方法を附属書Dに規定した。
■ JWWA K 152改正の要点 今回の規格改正は,長寿命形水道用ポリエチレン被覆に関する事項を,附属書C〜附属書Fとして設けたものであり,それ以外の事項に関する技術的な変更は行っていない。 a) JIS G 3443-3及びその基となったJIS G 3477-1の改正,制定に合わせて,附属書の内容を整合させた。 b) 外面被覆の長期耐久性に関する性能項目及び形式試験方法を追加した“長寿命形水道用ポリエチレン被覆方法”を附属書Cに規定した。 c) 附属書Cの被覆に用いるポリエチレン樹脂を附属書Dに規定した。 d) 附属書Cの被覆に用いる接着性ポリエチレンを附属書Eに規定した。 e) 附属書Cの被覆に用いるエポキシ樹脂プライマーを附属書Fに規定した。
■ JWWA K 153改正の要点 今回の規格改正は,長寿命形水道用ジョイントコートに関する事項を,附属書Dとして設けたものであり,それ以外の事項に関する技術的な変更は行っていない。 a) JIS G 3443-3及びその基となったJIS G 3477-1の改正,制定に合わせて,附属書の内容を整合させた。 b) 外面被覆の長期耐久性に関する性能項目及び形式試験方法を追加した“長寿命形水道用ジョイントコート”を附属書Dに規定した。 c) 附属書Dの性能試験方法について,海外製品の使用を考慮し,ISO 21809-3を引用規格とすることとした。
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