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【規格課からのお知らせ23】水道用ダクタイル鋳鉄管類4規格の規格改正について(H27.4.22 掲載) |
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次の,水道用ダクタイル鋳鉄管類4規格の改正について 1) JWWA G 113 水道用ダクタイル鋳鉄管 2) JWWA G 114 水道用ダクタイル鋳鉄異形管 3) JWWA A 113 水道用ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング 4) JWWA G 112 水道用ダクタイル鋳鉄管内面エポキシ樹脂粉体塗装
ダクタイル鋳鉄管関係のJIS が平成26 年11 月20 日付で改正され,JIS と整合を図る必要が生じた。このため,一般社団法人日本ダクタイル鉄管協会から本協会に規格改正の申し入れがあったことから,規格専門委員会を開催し,調査・研究を行い,平成27 年4 月20 日付で上記の水道用ダクタイル鋳鉄管に関する4 規格を改正した。
今回の規格改正の要点は,次のとおりである。
■ JWWA G 113 及びJWWA G 114 改正の要点 a) JIS との整合に伴う改正内容 1) 接合形式の見直しを行い,PN 形の追加,及び,呼び径500〜1 000 のNS 形を追加したほか,SII 形及びKF 形を削除した。さらにS 形の呼び径を1100 以上に変更した。 2) 直管の有効長の上側許容差を,+30 mm から+70 mm に変更した。 3) 耐水圧性試験の保持時間を含む試験時間を追加し,15 秒以上とした。 4) 寸法の検査頻度を,全数から製造業者の定める頻度に変更した。 5) 規格の構成を見直し,本文と寸法表とを分けて規定することとし,直管及び異形管の寸法表は,一つの附属書に合わせて規定した。 b) a) 以外の改正内容 接合形式の見直しに伴い,浸出性の対象製品及び継手性能試験の接合形式を見直した。
■ JWWA A 113 改正の要点 a) ライニング厚さの平均最小厚さを削除し,一点最小厚さを下の許容差で表現することとした。 b) ライニングの段差に関する規定を追加した。 c) セメント(C:Cement)と細骨材(S:Sand)との質量配合比を見直した。 d) 細骨材の試験方法が明確でなかったため,新たに項目を設けた。 e) 附属書A のシールコートの組成に溶剤を追加した。 f) 浸出性及び試験方法に関する規定を本体から附属書B に移動した。また,浸出性の基準値は,水道技術の技術的基準を定める省令によることとした。 g) 補修材の組成及び浸出性を,附属書Bから附属書Cに変更した。
■ JWWA G112 改正の要点 a) JIS G 5528 と整合を図り,塗装及び塗膜の試験範囲の表記方法を,接合形式別から構造別に変更した。 b) 塗料の組成に,酸化鉄及び黄色酸化鉄を追加した。 c) 比重試験の供試体を,塗膜から塗料に変更した。 d) 浸出性に関する規定を独立した箇条としたほか,附属書A として浸出性及び浸出試験方法を規定した。
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